昨年12月に行われた第11回フランス語コンテストの参加者のコメントを集めました。
前年度と同様、学習歴に応じて2~4人で演じるスケッチの課題でした。後期が始まるとともに、フランス語の授業では11月12日(水)の予選に向け台詞をおぼえ、各グループはさまざまな動きを加え、小道具を用意するなど独創的な作品を仕上げていきました。予選を通過したのは参加した26組中12組、30名です。残念ながら予選を通過できなかった生徒も、フランス語の会話をグループになって実際に演じるよい機会となりました。
本大会では外部から審査員として3人のフランス人を招待しました。観客席には、サンシール市助役フランシーヌ・ルマリエ氏をはじめ、ボランティアで生徒たちの仏語指導をしてくれた大学生グループも来られ、生徒たちの日頃の授業や交流の成果を見届けました。
☆高校2年生 K.Bさんのコメント
予選からすでに気合の入っていた私たち3人は、「優勝狙お!」を合言葉に積極的に練習を重ね、その度、話し方を調節してきました。ある部分は、ショコラや帽子といった実物に近いものを用いたり、もとの芝居と同じような手の動きをしたりしてなるべく本物に似せようとし、またある部分は台詞では補えない感情を表現するために、自分たちで考えた動作を取り入れたのです。道具や仕草を工夫し、表情にもこだわって重ねてきた練習がもうないと思うと、少し寂しい気持ちがするのは私だけでしょうか。
サンシール賞受賞で名前が呼ばれた時は本当に驚いて、放心状態になってしまいました。指導して下さった先生方と、一緒にがんばってきた仲間には感謝ですし、自分自身もがんばったと思います。これからもこれを励みに、私たち3人で切磋琢磨してフランス語を咀嚼していきたいと思います。
☆中学3年生 T.Nくんのコメント
「もうコンテストの時期か~。」と思いながら、私とSくんは本選に向けがんばっていた。予選は難なく普通に受かり、3回目の本選出場となる今回だった。出場が決まってからの練習は、現地の大学の学生さんが身振り手振りなどを教えてくれて、よりフランス語らしい発表が出来た。また、その教えてもらった学生さんとも仲良くなり、まさに一石二鳥だ。しかし、発表の自信もついてきたところで、いきなりハプニングが起きた。中学3年生の半分が日本に帰り、Nさんのパートナーが誰もいなくなったので、代わりに僕が出ることになったのだ。中学3年生同士で争うコンテストで、どっちの組にも出て、優勝間違いなし!だったのですが、真剣にやりました。そして、Sくんと見事優勝!やはり勝つのは気持ちいいです。来年のコンテストにも出られるよう、フランス語を頑張り、「ネイティヴスピーカーのようになりたい!」と改めて思いました。
☆高校1年生 R.Oくんのコメント
今日、初めてのフランス語コンテストに出ました。
とても緊張して、ジェスチャーもあまり上手に出来なかったし、声もあまり大きな声が出なくて、思ったような発表が出来なかったです。そのため、賞はもらえないと思ってあきらめていました。だから第2部門の賞を発表するとき、僕たちの名前が呼ばれてとても驚きました。とても嬉しかったけど、最初は全く何のことか分からなかったです。
高校3年生のY.TさんとA.Sさんのペアは、とても発音が上手なうえ、ジェスチャーもちゃんとつけていたので迫力がとてもすごかったです。今回賞が取れたのは、パートナーとして協力してたくさん練習をしたからだと思います。来年もフランス語コンテストに出て、今年以上のレベルの高いテキストを読んで、また賞を取りたいです。
☆高校1年生 S.Mクンのコメント
今回のフランス語コンクールは楽しめて、しかも賞まで取れたので良かったと思います。本番までには結構練習をしました。練習は皆で振り付けを考えたりして、楽しいものでした。私のグループは非常にユニークな振り付けをたくさん考えて、観客の笑いも取ることができました。一番工夫を凝らしてやったので、賞を取ることが出来たのだと思います。グループの中で私が一番フランス語ができなくて、皆の足を引っ張ってしまったのですが、本番ではまあまあ良い演技が出来たのでほっとしました。これも皆のお蔭だと思います。
今回の劇の練習で私のフランス語力は、非常に伸びたと思います。ただ、文章を棒読みするのではなく、フランス人になりきったように劇をするのでよりフランス語を身近に感じることができました。フランス語の学習に劇をするのは最適だと思いました。もらった賞品もなかなかのものでした。それは本で「星の王子さま」でした。さらにそれはフランス語学習用の本で、左がフランス語、右が和訳のヒントとなっており、とても勉強に役に立つと思いました。私は「星の王子さま」を一度も読んだことがなく、前から読んでみたいと思っていましたので、うれしかったです。本棚に飾りすぎないように、フランス語の勉強に活用していこうと思います。
今回の劇は高いレベルの人と一緒にできたことが、良かったと思います。また人前で劇をやる楽しさも知りました。また機会があれば挑戦したいと思います。
☆高校2年生 K.Oさんのコメント
私は、今回のフランス語コンテストを通して、自分が1年間でどれだけ成長できたかを知ることができました。
まず、昨年と今年の大きな差は、原稿の意味を分かっているか、分かっていないかだと思います。昨年は原稿の意味が全く分からず、ただフランス語にカタカナをふって、棒読みをしているだけでした。そんなことでは、当然賞を取れるはずがありません。それに比べ、今年は原稿を見た時に分かる単語が沢山あり、覚えやすかったです。意味が分かるので身振りも付けやすく、練習がスムーズに進みました。この1年、ホームステイへ出たり、フランスの学校へ行って友達を作ったりと活動してきたことが、少しずつ身になって生かされていると思うと嬉しくなりました。今後も、語学を延ばすために何ごとにも積極的に取り組みたいです。
☆高校3年生 A.Sさんからのコメント
私はフランス語コミュニケーションコースの3年生として恥じないよう、2度目の優勝を目指してこのフランス語コンテストに挑んだ。私の演じた役は馬鹿な女の人だ。出産を控えているため、社会保障の書類を書くのだが、馬鹿すぎて書き方が分からない。それを手伝うおかまとの会話が、今回のスケッチである。本番では100%とまではいかなかったが、緊張の中であせらず演じることができたので、悔いは残っていない。ただ、サンシール賞が取れなかったのは、やはり悔しい。
今回のこのコンテストに出場するにあたって、私がここまで演じることができたのは、多くの人々の助けがあったからだ。適切なアドバイスをくれたネイティヴの先生方、練習につきあって下さったフランス人の大学生、一緒に出演し私の力になってくれたY.Tくんには特に感謝したい。




