前回に続き、募金活動でいただいた費用の使い途について、ご紹介します。
クサナール唯一の医療機関として小さな診療所があります。そこには"産婦人科"もあり、毎日のように赤ちゃんが誕生していますが、その分娩室に募金の使い途がありました。

<募金の様子を記した旗を囲んで、診療所の医療スタッフと。現地にはボランティア活動をしている青年海外協力隊の日本人女性もいらっしゃいました。>
診療所と言っても、先進国の医療事情を基準にすると信じられない設備です。しかし、劣悪な条件の中で、数人のスタッフが一生懸命仕事をしていました。

<診療所の入り口。入って右手が"産婦人科"です。>

<"産婦人科"の建物>

<廊下兼待合室。頻繁に掃除をしないとすぐ埃だらけになるそうです。>
ここに分娩室があり、毎日のように子供が生まれています。

<"出産"と書かれた部屋>

<新生児と母親。我が子を見つめる母親の愛情に満ちた表情が印象的でした。>

<新生児に最初の処置を施す台。裸電球の熱で、赤ちゃんが冷えないように(!)するそうです。>
<妊婦用のベットと、土壁。この壁をタイル張りにしたいというのが、関係者の願いでした。>
分娩室の壁と床はむき出しの土です。出産の際の出血で、よく血が付くそうですが、洗ってもなかなか落ちず、不衛生だというのが関係者の声でわかりました。そこで、壁と床をタイル張りにするための費用に、募金の残り(約600ユーロ)を使っていただくことにしました。

<東京での募金について説明を受けるスタッフ。思わず笑みがこぼれます。>
2日間の募金活動の成果がこのような形で有効に利用されることになり、本校生も大満足でした。
募金に協力をしてくださった日本の方々に、この場をお借りして改めてお礼申し上げます。




